どうも~!魔法使いにならなかったおっさんですヘ(゚∀゚ヘ)
みなさんは「適正AV」ってご存知ですか?
少し前にAV出演強要やバッキーといった、AV業界の闇のようなニュースが飛び交っていました。
(当ブログでも話題にしています!→【栗山龍】AV女優をレイプ・強姦したバッキー事件のまとめ【鬼畜】)
女性を無理矢理AVに出演させたり、撮影中に犯罪レベルの暴行をしたりといったかなり悪質な問題が絡んでいたわけですが……。
そんなAV業界をけん制するべく、2017年4月1日に発足した「AV業界改革推進有識者委員会」なる団体が提唱したのが適正AV。
「適正」のAVとか明らかに面白くないAV感がプンプンしますが、
これからもAVを見続けていきたい方にとっては、ぜひとも知っておきたいトピックかもしれませんよ。
(取り上げるのが今さらすぎますが……)
目次
そもそも「AV業界改革推進有識者委員会」とは?
AV出演強要の実態を把握し、適正AVのルールを確立するために今年4月に発足した有識者委員会が、「8項目からなる提言と22項目の守るべき規則」を提示。
AVの販売期間を5年にして「削除できる仕組み」も 第三者委員会が新たな提言https://t.co/YbpSVLFFGM pic.twitter.com/K7TZ7reFJN
— 楽天Infoseekニュース (@Infoseeknews) 2017年10月5日
メーカー、出演者、プロダクションといったAV業界関係の健全化を目指すべく、新しい対策の履行を促すための第三者機関です。
2017年4月1日に発足されましたー!
ちなみにメンバーの肩書きを見てみると、大学教授や弁護士などが占めています。
正直、AV業界の実態をわかっているのかイマイチ謎な、エリート職業の方ばかりで不安になりますね……w
4人中2人は女性のようですし、AVなんかほぼ見たことがないんじゃないかという気がしますが、
まあ女性の気持ちがわかるという点においては問題ないのかもしれません。
正直今まで無法地帯だったと言えるAV業界にメスを入れられるような団体なのか……ちょっとまだわかりません。
適正AVとは?今までのAVは規制されてしまうのか?
さてさて、肝心の適正AVとは何かというと……。
AV業界改革推進有識者委員会の1人の山口貴士弁護士はこう言います。
適正AVの“適正”とは、AVを制作する過程が適正であるということ。
そもそもAV出演強要問題は、撮影内容の事前説明がなかったり、女優の自己決定権の確保が不十分であったりすることによって起こります。
制作過程に明確なガイドラインをつくり、それを遵守するAVを『適正AV』と呼ぶことで、出演強要問題を一掃するのがこの取り組みの目的です
引用:フェチフェス
適正AVというからには検閲が入って、アブノーマルなプレイのAVは軒並みアウトなのかと思いきや……。
どちらかと言うと、AV出演強要をしていないかどうかの基準にしたいようです。
どうやってチェックするのか謎なのですが……。
ちなみに、適正AV制度ができて
「モザイクが大きくなるのでは?」
「レイプものはNGになるのでは?」
なんて不安の声も上がっていましが、それについては大丈夫のようです。
山口弁護士も
適正AVの登場によってAVの内容自体が変わることはない
引用:同上
と言っています。
ちなみに先ほどおっさんが疑問に思った「どうやって適正かどうかを判断するつもりなのか」という点に関しては
適正AVの参加メーカーには、契約時に女優への撮影内容説明や事前の台本開示を徹底してもらいます。
そして契約の様子を録画撮影し、データベース化することで、『言った』『言わない』の水掛け論を排除できると考えています
引用:同上
だそうです。
適正AV… #アベプラ pic.twitter.com/Wf0jNV4HAf
— ともぴこ( ͡° ͜ʖ ͡°) (@tomopikco) 2017年5月2日
契約前にAV女優に台本を見てもらい、一度持ち帰って1人で出るかどうか考える。
そして、クーリングオフもアリというルールにする。
ということのようですが……。
果たしてこれで本当にAV出演強要が解決するのかは謎です。
今までのように「出ないとまずいことが起きる」と脅されたとなれば、女性は証拠の録画撮影時に演技するかもしれませんしね……。
正直、バッキー事件に出てくるようなやばいメーカーは、こんなルールを無視するに決まっているかと思いますが、
今後どうなるのか気になるところです。
適正AVのマーク!AV業界を応援するならこのマークの作品を見るべき?
ちなみに、この適正AVは別に法律で定められたわけではないので、全てのAVに適応されているわけではありません!
まじか……。
この時点で少し嫌な予感もしますが、一応適正プロダクションと認定されたプロダクションは、
「適正」のロゴマークを使用しているようです。
み、見たことねー……と思う方も多いかもしれません。
まあぶっちゃけこのマークがないとAVを撮影してはダメという域に至っていないので、
プロダクションやメーカーにとっては申請したくないところも多いでしょうね。
今まで問題のAVを撮影したり、女性をだましたりしていたメーカーやプロダクションのメンバーが
変わらずAV業界に携わっているようですし、まだこれといった解決法にはなっていません。
AV視聴者もより過激でやばめなものが見たい人にとっては、こんなマークがあろうがなかろうが問題ないわけですし……。
でも、これ以上AV業界で問題を起こさないためにも、AVに出演する女性はなるべく適正プロダクションに入ってもらって、
消費者側も意識できるとイイです……よね……。
新ルール「5年以内に作品削除」OK!?
ちなみに適正AVを守るべく、AV業界改革推進有識者委員会は新たなルールも制定。
2018年1月から適応される新ルール10個の中で特に物議をかもしたのが、
「適正AVは5年で作品削除されるかもしれない」というルール。
何でも、一度作品が撮られて発売されるとほぼ永久的に作品が残っていまい、
何度もオムニバスなどで再編集されて販売されることになる。
そうすると、その作品に出演した女性が後でずっと苦しむことになるかもしれないから……という理由から制定されたそうです。
引退後もインターネットで配信され続ける現状を変えようと、作品使用期間を5年に設定。
今後は、5年が過ぎて女優がメーカーと再び契約をしなければ、作品は配信されなくなる。
引用:毎日新聞
これに関しては視聴者の男性から不満がたくさん出ています。
「報酬もらっておいて見られて困るなら最初から出るな」
「どうせ中国あたりの違法サイトで見られるから関係ない」
などいろいろな声が出ていますが……。
こちらに関しても今後どうなっていくのか注目しておきたいところですかね。